宮城県聴覚障害情報センターは、聴覚障害に関連したさまざまなサービスを提供する総合的なセンターです。

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手話動画R5-10 知ってほしい「盲ろうのこと、盲ろう者のくらし」テキスト版

 令和3年4月に宮城県で制定された「手話言語条例」と「障害を理由とする差別を解消し障害のある人もない人も共生する社会づくり条例」にともない、県民の皆さんに聴覚障害者についてもっと知ってほしいと考え、理解啓発のための支援パンフレットを作成してきました。そして今年3月には聴覚と視覚の両方に障害のある「盲ろう者」についてのパンフレットが完成しました。
 このパンフレットは、盲ろう当事者やそのご家族、盲ろう児・者友の会、盲ろう者通訳・介助員などが作成委員会で話し合いを重ね、完成したものです。盲ろう者の生活の様子、コミュニケーション方法、支援の方法など、イラスト付きでわかりやすく掲載しています。

 みやぎ盲ろう児・者友の会の小山です。弱視難聴の盲ろう者男性です。私のコミュニケーション方法は、主に音声で補聴器を使います。指文字で伝えたり、指点字、手のひら書きで読み取ることもあります。
今回、宮城で、盲ろう者や関係者が直接関わり、初めて盲ろう者支援パンフレットができたこと、とても嬉しいです。
 このパンフレットや情報を通じて、盲ろう者のことを知っていただき、盲ろう者の存在を身近に感じてもらえたらと思います。このパンフレットを手にとっていただき、目と耳の両方に障害があり、不自由や不便さを感じている方々や周囲の方々にも情報が伝わり、私たち盲ろう者や友の会、情報センターなどとつながっていけたらいいなと願っています。
盲ろう者のこと「き・に・か・け・て!」

 パンフレットは、みみサポみやぎのHPからダウンロードできます。また、冊子版がみみサポみやぎや県内市町村福祉担当課窓口にあります。ぜひ手に取ってご覧ください。