手話動画:インフルエンザにご注意を(2012年2月14日)
手話動画
テキストデータ
こんにちは。
いま、インフルエンザが宮城県内で猛威をふるっています。
インフルエンザから身を守るためには、インフルエンザを知ることが大切です。今日はインフルエンザについての情報をお伝えします。
普通の風邪の場合、鼻水(だけ)やのどの痛み(だけ)といった局所症状が特徴ですが、インフルエンザの症状は、38度以上の発熱やせき、のどの痛み、そして全身の倦怠感や関節が痛むなどといった全身症状が中心です。
インフルエンザはどうして感染するのでしょうか。インフルエンザはウイルスが原因です。インフルエンザに感染した人がせきをして、その飛沫(ひまつ)に含まれるウイルスを別の人が口や鼻から吸い込んでしまうと感染します。また、感染した人がせきを手で押さえたり、鼻水を手でぬぐったあとに、ドアノブやスイッチなどに触れると、その触れた場所にウイルスが付着することがあります。その場所を別の人が手で触れ、さらにその手で鼻や口に触れることで、ウイルスが感染します。
では、インフルエンザがうつらないようにするにはどうしたらよいでしょう。大切なことは、手洗いとうがいです。消毒液で手を消毒するのも効果的です。また、毎日の食事をしっかりとり、十分に睡眠をとって、自分の体の抵抗力を高めておくことも、予防に効果があります。マスクをすることもよいでしょう。
もしインフルエンザにかかってしまったら、気を付けることは何でしょうか。それは「ほかの人にうつさない」ことが大切です。同居する家族、重症になりやすいお年寄りなどにはなるべく接触しないように心掛け、ほかの家族とは別の部屋で静養しましょう。熱が下がった後も、まだウイルスが残っています。2日ほど学校や仕事を休み、自宅で静養することが望ましいでしょう。
インフルエンザ予防のため、手洗い・うがいを習慣にし、もしかかってしまったらほかの人にうつさないようにすること。まだ寒い日が続きます。くれぐれもご注意を!