手話動画:見直そう我が家の備え Part3~非常持ち出し袋~ (2012年3月30日)
手話動画
テキストデータ
こんにちは。
東日本大震災で、私たちはさまざまな不便さを経験し、「日頃の備え」の大切さを痛感しました。電気や水道など、当たり前に使っていたものが使えなくなったり、買い物のために何時間も並ぶ、という経験をしました。私たちは大きな震災に対し、どんな備えができるでしょうか。今日のテーマは「非常用持ち出し袋」です。
【非常用持ち出し袋】
非常用持ち出し袋は、一人分ずつリュックサックに詰めて用意します。リュックサックは両手が使えるので便利です。この非常用持ち出し袋には、何を入れておけばよいでしょうか。
避難するときにすぐに持って逃げることができるよう、 まずは1~2日程度の避難を想定し、大切なものを入れておきます。軍手やウェットティッシュ、ビニールシートなどの生活用品、ガーゼやマスク、救急絆などの救急セット、持病がある人は薬も入れておくとよいでしょう。現金は紙幣だけでなく硬貨もあると便利です。また、健康保険や免許証、障害者手帳などをコピーして入れておくと安心です。余裕があれば、お水やお菓子なども入れておくとよいでしょう。
けれどもあまり欲張ると重量オーバーになり避難に支障が出るので、自分で運べる大きさ、重さで準備しましょう。
すぐに始められる「備蓄」もあります。それは「使い切る前に買っておく」ということです。ティッシュやトイレットペーパー、電池、キッチン用ラップ、卓上用のボンベなど、使い切る前に買っておくことで「備蓄」になります。
備えあれば憂いなし。できることから少しずつ。日頃から防災意識を高めていきましょう。