手話動画:医薬品と医薬部外品(2012年11月13日)
手話動画
テキストデータ
みなさん、こんにちは。
普段、私たちが口にする薬や、肌に直接つける化粧品などは、『薬事法』という厳しい法律によって、原料から製造方法、ラベルに表示しなければならない内容や、広告の表示まで細かく規制されています。
「医薬品」とは、みなさんも十分ご存知のとおり、病院で医師が処方してくれる薬や、薬局・薬店で市販されている風邪薬や頭痛薬、胃腸薬などがあります。病気の予防や治療を目的にしています。テレビCMで、『用法・用量を守ってお使いください』とあるように、身体に作用する有効成分が入っているため、使う場合には使用方法を守るのが鉄則です。
シャンプーや歯磨き粉、入浴剤、化粧水、制汗スプレーなど、パッケージを見てみると、「医薬部外品」と表示されているものがあります。
「医薬部外品」は、医薬品と同じような成分が入っていますが、少量なので効果が穏やかです。また、誰にでも効果があるということでもなく、期待できるという程度のものです。医薬品のように積極的に病気やケガなどを治すものではなく、予防や皮膚などを清潔に保つことを目的にしています。
シャンプーなどのように、薬ではない日用品にまで「医薬部外品」という表示が付いているのは、予防や清潔を保つため、ということなんですね。皆さんも、「医薬品」「医薬部外品」、どちらが付いているかなど確認してみてください。