手話動画:クリック その前に!(2013年5月7日)
手話動画
テキストデータ
いまや誰しもがインターネットを使用し、情報収集のほか、買い物やゲーム、ブログやフェイスブックなどで近況を報告し合うなど、手軽に楽しむことが日常になりました。それに伴い、インターネット関連の架空請求被害や詐欺被害が激増しています。
全国消費生活センターに寄せられる相談件数の1位は、アダルトサイトに関するものです。サイト内の「お得なポイント情報が手に入ります!」「レアな映像発見!」などといった誘い文句につられ、内容をよく確認しないままクリックしたため、高額な料金請求のメールが届くというパターンが多いようです。
怪しいサイト内で続きを見ようとクリックしたとき、「登録されました。あなたのIPアドレスは……」などと表示されたら、個人が特定されたと思い慌ててしまいます。画面に書かれている解約や取消・退会のメールをしなくちゃ! と思ってしまいます。ところが、メールを送信してしまうと、悪質業者に自分のメールアドレスを教えることになってしまうのです。それが相手の狙いです。メールを送ったりせず、すぐに切断しましょう。万が一、メールで請求が送られてきても、契約は成立していないので、支払いの義務はありません。
インターネット上での取引では、最後に「確認画面」が用意され、契約内容をチェックできるようになっています。この確認画面がない場合はトラブルになる可能性があるので、すぐに切断しましょう。
インターネット上の占いサイトや懸賞サイトなどに登録したり、アプリをダウンロードする際に個人情報を登録したことをきっかけに、悪質業者はあなたを狙っています。こうした悪質な罠にひっかからないためには、怪しいサイトの入り口はクリックしないことが一番です。インターネット上の個人情報の登録には十分に留意し、おいしい話があっても、絶対にアクセスしないことです。