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手話動画:仙台 青葉まつり(2013年5月13日)

手話動画

  

テキストデータ

 
 仙台の初夏を彩る「仙台 青葉まつり」。みなさんは、ご覧になったことがありますか? 現在では仙台七夕、光のページェントと並び、仙台3大まつりの1つとして数えられています。

 江戸時代、仙台藩最大の祭りといえば、「仙台祭り」でした。東照宮の例祭として毎年9月17日に行われ、多いときは70基もの山鉾が城下を練り歩いたということです。
 それが明治時代になると、伊達政宗を祀っている青葉神社の創建を期に、政宗の命日である5月24日に例祭が行われるようになりました。「青葉祭り」とも呼ばれるようになり、現在の「仙台 青葉まつり」の原型とされています。
 特に、明治18年の政宗公没後250年祭や、昭和10年の没後300年祭には多くの山鉾が市中に出て盛大に行われ、市民の間にもすっかり定着した祭りとなりました。しかし、昭和40年代後半になると、仙台市内の交通事情等により「青葉祭り」は一度途絶えてしまいます。

 現在の「青葉まつり」は、政宗公没後350年を迎えた昭和60年に、市民等の要望により復活したものです。
 新緑のケヤキ並木に繰り出す、神輿渡御(みこしとぎょ)、勇壮で豪華絢爛(ごうかけんらん)な武者行列と、明かりをともした復興祈願の山鉾巡行、躍動感あふれるすずめ踊り…。勾当台公園では、宮城の食をテーマにした縁日屋台が軒を連ね、見て、食べて楽しめ、仙台の街は祭り一色の興奮に包まれます。

 今年の「仙台 青葉まつり」は、5月18日(土)、19日(日)です。
 ぜひ、この機会にお出かけになってみませんか?