手話動画:震災からの復興状況(2013年6月10日)
手話動画
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東日本大震災から2年余りが経過し、3度目の夏を迎えようとしています。宮城県は国内外から支援を受けながら、国や市町村と連携を図り、復旧・復興に取り組んでいます。
震災により多数の家屋が全半壊したため、被災者の住まいの確保は大きな課題です。県では、約4万2千戸のプレハブ仮設や民間賃貸住宅などを確保し、現在、約10万6千人の方々が入居されています。今後の住まいについて、自力での住宅再建が困難な方のため、県では、災害住宅の整備を進めています。すでに整備が着手された仙台市や石巻市、山元町の一部では、今年4月から入居が始まっているところもあります。
今後も地域の実情に合わせ、防災集団移転や土地区画整理など、住宅の整備が進められますが、供給方法や入居受付期間などは、地域によって違います。市町の広報紙やホームページで、地域の状況を把握しておきましょう。
広報紙には、毎月、復興の進捗状況が写真付きで掲載されています。今後の、より具体的なまちづくりの動きが見えてくると思います。
ほかにも、医療施設の再建や暮らしを支える福祉体制の回復、防災に向けた取り組みも進められています。
今後もなお復興の歩みに目を向け、お互い支援しあって復興へと向かいましょう。