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手話動画:気象病(2013年6月17日)

手話動画

  

テキストデータ

 
 もう初夏だというのに、急に冬のように冷え込んだり、真夏のような暑さになったりと、最近、天候が不安定ですね。
 その急激な天候の変化によって情緒不安定になったり、めまいや頭痛、立ちくらみ、不眠などの症状を訴える方が増えてきています。
 気象条件として、例えば気温や湿度、気圧など、短時間のうちに変化するのに伴って引き起こされやすくなります。また、「雨が降ると古傷が痛む」という言葉があるように、持病が悪化するような場合もあり、これを「気象病」といいます。

 気をつけたい気象条件としては、①低気圧の接近、②帯状(おびじょう)高気圧の日、③前日との気温差が7度近くあるなどが挙げられます。
 心筋梗塞や脳卒中は低気圧の接近によって誘発されやすいとされていますし、帯状高気圧が発生すると持病が悪化することが多いといわれています。
 また、気温が大きく変動すると自律神経が刺激されてバランスを崩しやすくなりますので、注意が必要です。
 気象病を予防・軽減させるためには、気候の変化にも適応できるように、日ごろから体調を整えておくことが大事です。徹夜や夜更かしはできるだけ控えましょう。そして適度な休養や栄養、水分補給を怠らないように。何事も規則正しい生活が基本ですね。