手話動画:冬の汗に要注意?!(2013年12月2日)
手話動画
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人間は、冬にもたくさん汗をかいています。あまり知られていませんが、実は、夏よりも冬のほうが発汗後のニオイがきつくなるらしいのです。
冬の汗のニオイがきつくなる理由は2つあります。
汗には、塩分やアンモニアの成分が含まれています。夏は気温も湿度も高く、水分の摂取量が増え、たくさん汗をかきます。その中の塩分やアンモニアがニオイを出しますが、冬は夏に比べて気温も湿度も低く、喉の渇きも感じにくくなるため、1日の水分の摂取量が少なくなります。冬は夏よりも汗をかく量が減るために、汗腺機能が低下し、塩分やアンモニアなどを多く含んだ「濃い汗」をかき、ニオイが強烈になります。
2つ目は、厚着をするので衣服内の通気性が悪くなり、皮膚に留まった汗が蒸れ、雑菌が繁殖しニオイを発するのです。冬になると、体温を下げないようにと体の基礎代謝が高まり、暖房の効いた場所で体を動かして暑さを感じると、大量の「濃い汗」をかくのです。これが冬の代表的な汗のかき方です。
少しでも汗をかくことを抑えるには、暖房の効いた場所に入る前に、コートなどの上着を脱ぐといいです。
ニオイのない汗をかくには、日頃から適度に体を動かして汗をかく習慣をつけ、汗腺の働きを弱めないことが大切です。また、夏と同様に制汗・消臭ケアなど、ニオイ対策をすることで、雑菌の繁殖を防ぐことができ、ニオイも抑えられます。
冬でも汗をかくのは普通のことなので、気にしすぎる必要はありませんが、ニオイ対策のエチケットに気をつけて、毎日をさわやかにすごしましょう。