手話動画:避難場所と避難所(2014年3月17日)
手話動画
テキストデータ
各市町村では、防災マニュアルや防災計画の見直しが進められています。
「避難場所」「避難所」という言葉が出てきますが…、あれ?! 手話はどちらも同じですね。どんな違いがあるのでしょうか。
「避難場所」は、地震などで火災が発生して危機になったときに、火災がおさまるまで、一時的に避難する場所とされています。大規模な公園や緑地、大学などが指定されていますが、災害の状況に応じて、まずは安全に避難できる場所へ避難することが大切です。基本的に、ここには、食料や水の備えはありません。
「避難所」は、地震などで家が倒壊したり、焼失したなどの被害を受けた場合や、被害を受ける恐れがある場合に、一定の期間避難生活ができる場所のことです。
小中学校や公民館などの公共施設が指定になっていて、飲料水やトイレなどの備えがあります。
現在、「『避難場所』と『避難所』の違いがわかりにくい」「理解しやすい名称が必要だ」などの意見も出ています。
「避難場所」だと思っていたところが、実は「避難所」だったということもあるかもしれませんね。
改めて、自分の住まい、または職場の地域の「避難場所」と「避難所」を、事前に確認しておきましょう。災害の状況に合わせて、慌てることなく、適切な判断ができるように備えておきましょう。