手話動画:さくら、さくら(2014年4月7日)
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桜、咲く4月。最近の暖かさで、桜前線はどんどん北上し、みみサポみやぎの近くにある榴岡公園の桜も、満開を迎える今週末辺りは、大勢の花見客でにぎわいを見せることでしょう。
現在、花見といえば「桜」のことですが、平安初期は、中国文化の影響を受けて「花の宴(はなのえん)」といって、「梅」を愛でていたようです。それがおよそ100年たつと、より「日本らしさ」が大事にされ、身近に咲いていた日本固有の桜を愛でる習慣に変わっていきました。
現代のように、庶民が娯楽としてお花見を楽しむようになったのは、江戸時代になってからです。
日本全国、桜の名所はあちこちにありますが、宮城県内では、大河原町の白石堤一目千本桜や柴田町の船岡城址公園、石巻市の日和山公園などが有名ですね。
また、日本には300以上の桜の品種があり、そのほとんどがソメイヨシノですが、塩竈市にある塩竈神社には、塩竈桜(シオガマザクラ)と呼ばれるとても珍しい桜があります。花びらが40枚も重なる大輪の八重桜で、国の天然記念物にも指定されているのです。
昔から、私たちの身近な存在だった桜。みなさんのお住まいの近くにある隠れ名所、ぜひ、教えてください。