手話動画:5月31日は世界禁煙デー(2014年5月26日)
手話動画
テキストデータ
5月31日は世界禁煙デー。
平成24年の厚労省調査では、日本人の喫煙率は20.7パーセントと減少傾向にあります。まちを歩いていても、公衆の場で喫煙できるのはごく限られた場所のみとなっています。禁煙は世の中の常識になってきているようですね。
WHO(世界保健機構)は発足40周年となる1987年に、「毎年4月7日を世界保健デーにしよう」と決め、翌年、スタートしました。しかし、4月7日は世界保健デーとも重なっていたため、1989年からは、WHOの総会が行われた後の5月31日に変更しました。
5月31日の前後には毎年スローガンを掲げ、禁煙に向けての取り組みを世界に呼びかけています。今年のスローガンは、“Raise Taxes on tobacco” 「たばこ税の引き上げを」です。
日本では、5月31日から6月6日を禁煙週間と定め、今年は「オールジャパンで、たばこの煙のない社会を」というテーマで、禁煙及び受動喫煙防止の普及啓発を行います。
毎年世界で300万人が、喫煙が原因とみられるガンや心臓病で亡くなっています。このままでは、2030年代初頭には喫煙による死亡率が、年間1000万人に達するとWHOは警告しています。
今、この動画を観ながらたばこに火をつけたあなた。5月31日を機に、ご自身の健康を守るために禁煙を考えてはいかがですか。