手話動画:夏に多い水の事故(2014年6月9日)
手話動画
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これから夏を迎え、家族や友人と川や海へ出かける機会も増えるでしょう。でも、楽しい水遊びには危険がいっぱい潜んでいます。そのため、毎年、水による痛ましい事故が少なくありません。
気を付けているつもりでも、ちょっとした気の緩みが取り返しのつかない事態になりかねないのです。どんなことに注意をしたら良いか、改めて考えてみましょう。
普段は足首ぐらいまでしかない浅瀬の川も、局所的な集中豪雨などによって、あっという間に1mほどに増水し、速い流れに足を取られたり、ひどいときは鉄砲水となって一気に水が押し寄せ、避難する間もなく激流に飲み込まれてしまうこともあります。
川の水が濁ってきたり、水が冷たいと感じたら、それは増水の前兆。大量の落ち葉やゴミが流れてきたら、鉄砲水になる直前です。すぐ川から離れて避難しましょう。
また、「海釣りをしていた人が高波にさらわれ死亡」「波打ち際で遊んでいた子どもがおぼれて死亡」などのニュースを見ます。波というのは、たいして大きくないと思っても、突如、数倍の高さの強い波になって襲ってくることもあります。
波浪警報や注意報が出ているときは、海に近づかないことはもちろんですが、解除されても、しばらくは突然の高波が発生する危険性もあります。
川や海で遊ぶときは、常に天気に気を配り、水の流れや波の様子に注意をはらいながら楽しみましょう。