手話動画：隠れ脱水にご注意を！（2015年8月10日）
手話動画
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夏本番！ 暑さも本格的になってきています。皆さん夏バテはしていませんか？ 熱中症は大丈夫ですか？ 実は、夏バテや熱中症の前段階に、脱水が起こっていることが多いんです。しかも、脱水は気がつかないうちに進んでいくので、注意が必要です。体の中の水分は、赤ちゃんですと70～80％ありますが、高齢者は50％ほどに減ってしまいます。特に高齢者はのどの渇きを感じにくいので、日常的に脱水に近い状態になっていることも多く、食事や飲む水の量が少し減るだけで脱水症状になる危険性があります。
また、水分をきちんと摂っているから大丈夫、と安心してもいられません。脱水になると水分ばかりではなく塩分も失われるので、水分ばかりを補っていると体内の塩分濃度が低くなり、さらに脱水が進みます。
そこで、日本救急医学会がすすめているのが、500ｍｌの水に食塩0.5～１ｇと砂糖10～20ｇを加えたもの。家庭でも簡単に作れるので、冷蔵庫に作り置きして日常的に飲むようにすると良いでしょう。また、経口補水液は薬局で買えるのでお手軽です。スポーツドリンクも効果はありますが、塩分量が少なく糖分が多いので量に気をつけて飲む必要があります。
暑いのに脇の下に汗をかかない、口の中が乾いている、爪を押した後２秒以内に赤みが戻らない、腕をつまんで話した時にシワが戻らないなどが脱水のサインです。やってみてください。どうですか？ 脱水が隠れていませんか？
