手話動画:特別警報メール配信拡大!でも…?(2016年1月12日)
手話動画
テキストデータ
携帯やスマートフォンに緊急地震速報メールがきてビックリしたこと、ありますよね。これまで、緊急地震速報や津波警報速報で配信されていた緊急速報メールが、噴火、大雨、暴風、波浪、高潮、大雪、暴風雪の特別警報でも配信されることになりました。
特別警報は、命の危険にさらされるような自然災害が迫っている時に最大級の警戒を呼びかけるため、気象庁が出す情報です。
昨年9月11日に起こった関東・東北豪雨で東北初の特別警報が出されたのは記憶に新しいと思います。未明の特別警報発表だったこともあり、自治体からの情報が住民に十分伝わらなかったことが課題でした。
今後は、気象庁の特別警報発表と同時に、携帯会社から一斉配信されます。自治体からの情報が届かなかった場合でも、この緊急速報メールにより、情報の伝達漏れを減らす効果が期待できます。
ただ、注意しなければならないのは、特別警報の発表地域以外でも被害や犠牲者が出ているということです。「特別警報が出ていないからまだ大丈夫」と安心してはいけません。
大雨などの場合、特別警報が出る前に注意報や警報が出ます。その段階から警戒し、いち早く行動に移れるように備えることが大切です。
特別警報が出される時は、最終段階と考えましょう。特別警報メールがくるのを待っていてはいけません。しっかりと情報収集をし、早めの行動を心がけましょう。