手話動画:お彼岸にはぼた餅?おはぎ?(2016年3月14日)
手話動画
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まもなくお彼岸です。お彼岸のお供え物といえば、ぼた餅ですよね。……え? ぼた餅ではなくおはぎでしょうって? ぼた餅とおはぎってどう違うの?実は、ぼた餅とおはぎは基本的に同じ食べ物ですが、牡丹の花咲く春に作るものをぼた餅と言い、萩の花咲く秋に作るものをおはぎという言うなど、季節で呼び分けられることがあります。また、それぞれの花の大きさや形から、ぼた餅は大きく丸く作り、おはぎは小さく俵型に作るという違いがある場合もあります。
ほかには、こしあんで作ったものをぼた餅、粒あんで作ったものをおはぎと呼び分けることもあります。
さらに、もち米を使ったものをぼた餅、うるち米を使ったものをおはぎと呼び分けたり、お餅のように粒がなくなるまでついたものをぼた餅、米粒が残ったものをおはぎと読んだり呼んだりもします。
地域や販売店によってもいろいろで、全国共通の呼び方はないようです。
江戸時代の人々は、小豆の赤い色には災難から身を守る効果があると信じていて、邪気を払う食べ物としてごご先祖様にお供えをしました。
呼び方がぼた餅でもおはぎでも、先祖供養の気持ちでお供えすることが大切なのでしょう。
私? 私は、おいしければ呼び方はどちらでもいいです!