手話動画:痛くなくても歯科医院へ行こう!(2016年5月30日)
手話動画
テキストデータ
8020(ハチマルニイマル)運動をご存じですか? 80歳までに自分の歯を20本以上残そう、という取り組みです。8020の達成率は少しずつ上がっていますが、まだ20%ほどです。奥歯が一本でも抜けると噛みづらくなります。噛みづらいから柔らかい物を食べる、柔らかい物ばかり食べていると噛む機能が衰える、そしてさらに噛みづらくなる、という悪循環に陥ってしまいます。
神奈川歯科大学が調査した結果、歯が20本以上ある人と比べて、歯がほとんどない人は1.85倍も認知症になりやすいことがわかりました。
歯が少ないと十分に噛み締められなくて力が入らないためか、転倒の危険性も高まります。また、介護を受ける確率も高くなります。
歯を失う原因は虫歯と歯周病です。特に歯周病罹患率は年齢が上がると高くなっていき、35歳以上の8割の人が歯周病にかかっています。歯周病は痛みなく進行するので知らないうちに重症化し、気づいた時には歯を失ってしまうのです。
6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です。歯科医院には歯が痛くないと行かないという方、この機会にお口のチェックをしに歯科医院に出かけませんか?