手話動画:ドライバー不要の時代はくるのか?(2016年6月20日)
手話動画
テキストデータ
最近、走行中の車が障害物にぶつからないよう自動で止まるCMを見たことがありますよね。(もうひとつ)ドライバーが手を離したまま走行している車のCMもあります。近い将来、ドライバーがいない車が道路を走る時代がくるのでしょうか。自動運転技術の一環として、前方衝突警告や自動ブレーキなどの安全運転支援システムがあります。そのほか、先行する車の速度に合わせて走行速度や車間距離を自動でコントロールする車など、現在日本で販売されている自動運転車は、ドライバーが安全に運転できるようにアシストしてくれるものです。
運転を全て自動で行う車は現在開発中で、2020年の販売を目標にしています。これは、ドライバーが運転席に乗りますが通常時は運転をしなくてもよく、緊急時などだけドライバーが運転をする車です。
駐車場で、スマホ操作により自動で空きスペースを見つけて駐車する技術も開発されています。
オランダでは、決まったルートをドライバー無しで走るバスを開発中で、今年の夏にも運用が開始される見込みです。日本では、2020年東京オリンピックに無人タクシーの運用開始を目標と発表しました。
これからさらに開発が進んでいきますが、もし万が一ドライバー不在の車と接触事故を起こしたら、責任の所在はどこになるのか? など、課題は多いでしょう。ドライバー不在の自動運転は法律で禁止されており、法整備も必要になります。
今後も自動車業界の動きに注目です。