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手話動画:危険! ながらスマホ(2016年10月17日)

手話動画

テキストデータ

                                                  
 スマホの急速な普及により、ながらスマホが問題になっています。食べながらスマホをする、人と話しながらスマホをするなどはマナーの問題ですが、街でよく見かける歩きながらスマホをしている人は危険がいっぱいです。時には車や自転車を運転しながらスマホを操作している、さらに危険な人もいます。

 歩きスマホでの視野は、普通に歩いているときと比べると20分の1ほどに狭くなり、1.5mの近さにまで接近しないと気づきません。ですから、転ぶ、人や物とぶつかる、駅のホームから転落するなどの危険性が叫ばれているのです。防波堤から海に転落した、赤信号に気づかず横断歩道を渡ってしまった、などの事故もあります。中には、スマホに夢中になって踏み切りに入ってしまい電車と衝突してしまったという死亡事故まで起きています。

 歩きスマホは、「歩き携帯」としてガラケーの時代から問題視されていましたが、世界的に大人気となったゲームのために、最近社会問題化しました。スマホはガラケーよりも魅力いっぱいで夢中になりやすく、没頭度合いが強くなります。そのため、スマホをしながらの行為は、注意力が散漫になり危険が伴うのです。

 皆さんご存知の二ノ宮金次郎。働きながら勉強していたと勤労、勤勉が称えられていましたが、最近では歩きスマホを助長するとのことで、座像を設置した小学校もあるとか。いろいろなところに影響が及んでいます。自分を守るために、ながらスマホには注意しましょう。ろう者は視界が広いから大丈夫!と油断しないで下さいね。