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手話動画:薬の飲み忘れを防ぐ一包化(2016年12月19日)

手話動画

テキストデータ

                                                  
 病院の処方薬は、毎食後に飲む薬、朝夕に飲む薬、就寝前に飲む薬と、種類がたくさんあって間違ってしまいそう…、なんてことありませんでしたか? 特に高齢で「飲む薬の数が多い」「飲む時間がそれぞれ違う」「色や形が似ている」「どれを飲んだかわからなくなる」なんて方が近くにいるのではないでしょうか。
 飲み忘れを防ぐ便利なアイテムとしては、薬専用のケースやカレンダーがあるのはご存じですね。薬を事前に朝、昼、夜、就寝前と分けて入れておき、飲み忘れたら一目でわかるようになっています。

 種類や数が多い時には、薬の一包化(いっぽうか)という方法があります。服用するタイミングが同じ複数集類の薬を、希望して1袋ずつパックしてもらう方法です。1回分ずつ袋に入っていれば飲み間違いや紛失を防ぐこともできますね。
 一包化してもらうためには医師の指示が必要です。一包化できない薬もあり、保険が適用にならない場合もあるので、まずは医師にご相談ください。また、一包化をするのは手間がかかるため、通常のお薬よりも出来上がるのに時間がかかります。いったん薬局に処方箋を出して後で薬を薬を取りに行く、ネット予約やFAX予約のシステムがある薬局を活用して待ち時間を減らすなど工夫すると良いでしょう。

 処方されたお薬をきちんと飲んで、お体をお大事に!