手話動画:冬の便秘の原因と対策(2017年1月23日)
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寒い冬が続いています。冬になると便秘になる、または便秘がひどくなるという方はいませんか。実は、冬には便秘になりやすい原因があります。それは「冷え」なんです。
冬には外気の寒さや運動量の低下などにより血行が悪くなります。すると腸そのものの働きが悪く悪化してしまいます。また、寒さで腸の温度が下がることにより腸内細菌の活動も鈍くなるため、腸内の状態も悪うkなり便秘になりやすくなってしまうのです。
便秘になると、腸内の老廃物から発生する腐敗ガスが血液に溶け込んで血液をドロドロにします。それによりさらに血行が悪くなるので冷え性が悪化します。冷えが便秘を引き起こし、便秘が冷え性を悪化させる、そして、冷えがさらに便秘を悪化させ……と悪循環に陥ってしまうのです。
冷えが原因の便秘では、一般的な便秘対策で良いとされていること、例えば、「寝起きに冷たい水を飲む」「生野菜を食べる」などが逆効果になる場合があります。
寝起きに冷たい水を飲むと腸が刺激されて便通が良くなるといわれていますが、そうすると腸が冷えて働きを悪くしてしまいます。
また、食物繊維やビタミンをたくさん摂ると便秘に効果がありますが、生野菜のサラダなどは体を冷やしてしまいます。スープなどにして温野菜を摂るか、生野菜を食べる場合は、ショウガや葱ネギなど体を温める食材を加えて食べると良いでしょう。
冷え性対策と便秘対策は一緒にやると効果あり。運動や、ショウガ入りのお茶、保温効果の高い下着など、体を冷やさないような便秘対策をしましょう。