手話動画:手話マーク、筆談マークが決定!(2017年2月6日)
手話動画
テキストデータ
近年、手話言語条例や障害者差別解消法などにより聴覚障害者への理解が進み、役場や公共施設の窓口などで手話や筆談で対応してもらえたり、各種イベントに手話通訳や要約筆記がついていたりすることが増えてきました。今後さらに、手話や筆談で対応しているところが増えると良いですね。そして、手話や筆談で対応してもらえるかが一目でわかれば、安心して利用することができます。
そこで、全日本ろうあ連盟は、誰にでもわかるマークとして「手話マーク」「筆談マーク」を策定しました。
このマークは、消費生活協同組合連合会・社会福祉活動助成事業で検討し、策定されました。検討にあたっては筑波技術大学デザイン学科の先生方より助言をいただき、さらに全日本ろうあ連盟加盟団体や聴覚障害関係団体へアンケートを行って意見を収集し決まりました。
今後、役場や公共施設の窓口などに掲示するほか、イベント会場などで手話または筆談で対応できる案内係のネームプレートにつける、聴覚障害者が持ち歩き配慮を求めるときに提示するなど、さまざまな場面で活用できそうです。日本国内で普及を図り、将来的には世界標準マークとして日本から発信したいと、全日本ろうあ連盟では考えているそうです。
マークは申請不要で、全日本ろうあ連盟のホームページからダウンロードし使用できます。
このマークが街にあふれ、誰もが自由にコミュニケーションのとれる社会になると良いですね。