手話動画:プレミアムなフライデーを!(2017年4月24日)
手話動画
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バブルの頃は「花の金曜日」という言葉があり、金曜日の夜にはみんなで飲みに……なんてこともありましたね。
低迷を続ける個人消費を盛り上げようと、毎月最終金曜日には仕事を15時に終了し、買物や食事など余暇を楽しんでもらうという取り組みが始まりました。2月24日から始まった「プレミアムフライデー」です。
プレミアムフライデーは、もともとアメリカの「ブラックフライデー」に由来しています。クリスマスシーズンが始まる11月最後の金曜日、開店前に行列を作り開店と同時に走って目当ての品をゲットする、まるで日本の初売りのような火日で、昨年イオンが導入したことで話題になりました。
プレミアムとは付加価値が付くという意味合いがあり、消費者に日常より少し豊かな時間を過ごしてほしいと経済産業省などが推進しています。月末の金曜日には15時で終業する企業や、消費者を呼び込もうと特別なサービスを準備している店舗もあります。
「うれしい」「たまには飲みに行きたい」という声がある一方、「仕事の量が変わらなければどこかにしわ寄せが行く」「収入が変わらなければ消費する気になれない」などという声もあります。
15時に業務が終わらないとしても、働き方改革に結びつくかもしれません。いつも通りの仕事の後にちょっと特別なひとときを過ごしたいという人もいるのではないでしょうか。買物だけではなく、観光、ボランティア、家族との時間など豊かな時間が過ごせたらよいですね。
私たちの生活に浸透するのか、これから注目です。