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手話動画:肩こりや頭痛の意外な原因(2017年6月5日)

手話動画

テキストデータ


 肩こりや頭痛で悩んでいる方は多いですよね。同じ姿勢での作業や眼の疲れ、ストレスなどが原因のことが多いですが、最近意外な原因が注目を集めています。それは歯を接触させる癖「TCH」です。

 実は、上下の歯が接触するのは食事や会話のときだけ。1日20分から30分くらいです。それ以外は接触せず、上下にすき間が空いているのが普通です。
 上下の歯は軽く接触していても力がかかるため、顎や周りの筋肉がかなり緊張している状態になります。この緊張状態が長時間続くと顎関節や周りの筋肉に疲労が蓄積され、結果として肩こりや頭痛などの症状を引き起こすことになるのです。
 例えば、テレビの視聴やパソコン操作など何かに集中しているとき無意識のうちに歯を食いしばってしまう方や、周囲から歯ぎしりの指摘をされたことがある方、いませんか?

 TCHを防ぐ方法は、何かに集中しているときに上下の歯の状態を意識することです。上下の歯が接触していると気づいたらすぐに離しましょう。「上下の歯を離す」「歯」などと書いた紙をテレビやパソコンなどのすぐ目に入るところに張り、ふとしたときに歯の状態を意識できるようにすると効果がありますよ。
 今週は「歯と口の健康週間」。肩こりや頭痛に長年悩んでいるという方は、自分のお口の状態を確認してみてはいかがでしょうか。