手話動画:地域の身近な相談相手「民生委員・児童委員」(2017年9月11日)
手話動画
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皆さんがお住まいの地域に、民生委員・児童委員と呼ばれる方々がいるのを知っていますか? 現在、全国で23万人、宮城県内では約4700人の方々が活動しています。民生委員・児童委員は、厚生労働大臣からの委嘱を受けた非常勤の地方公務員です。交通費などの必要経費以外は給与をもらわず、ボランティアとして活動しています。具体的にどのような活動を行っているのでしょうか?
民生委員・児童委員はそれぞれの地域を担当し、高齢者や障害者、子育て世帯など、地域住民の立場から生活上のさまざまな相談にのっています。その内容に応じて、行政による支援につないだり、適切な福祉サービスの紹介などを行っています。また、ひとり暮らしの高齢者や障害者の世帯を定期的に訪問し、体長の悪化や犯罪被害防止のための見守りを行っています。子育ての不安や妊娠中の心配ごとに関するさまざまな相談や支援、地域の子どもたちの安全のため、通学路周辺のパトロール活動を行ったりと、本当に幅広く活動されています。
介護や子育てのことで悩みを抱えており、誰に相談すればよいかわからない時は、地域の民生委員・児童委員さんを訪ねてみてはどうでしょう。もし、誰かわからない場合にはお住まいの市区町村へお問い合わせください。
大正時代に創設されて以来、100年の長きにわたって地域を支えているこの制度。民生委員・児童委員は地域の身近な相談相手です!