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手話動画:自画撮り被害をSTOP!(2017年12月25日)

手話動画

テキストデータ


 「自画撮り被害」とは、だまされたり脅かされたりして下着姿や裸の自撮り写真をメールで送らされる被害のことで、この5年間で倍増しています。児童ポルノ事犯の約40%が自画撮り被害で、中でも中学生の被害が50%以上、高校生の被害も40%ほどになります。

 被害者は、チャットで知り合った相手に顔写真を送ったら「顔写真をばらまく」と脅された、相手からの執拗な催促に疲れたり困ったりした、などの理由で自画撮り画像を送ってしまっています。同性に成りすました相手からの被害もあります。「画像を売るぞ」「会ってくれたら消す」などと言われて実際に会って性的被害を受けたケースもあったそうです。

 ツイッターなどで自分の写真を気軽に発信できるようになったことや、身元を明かさずにやりとりできるということで油断が生じているのではなかとの指摘があります。
デジタル画像はコピーが容易なため、一度流出してしまうと不特定多数の者にコピーされて拡散してしまい、全ての写真を削除するのはほぼ不可能ということを十分に理解すべきです。
 会ったことのない相手はもちろん、交際相手や信頼している相手でも自分の裸の写真は送ってはならないこと、軽い気持ちで送ってしまうと取り返しのつかない被害にあってしまうかもしれないことをしっかりと理解しましょう。交際相手といえども安易に裸の写真を撮らせないことも大切ですね。
 もし心配なことがありましたら警察にご相談ください。