手話動画:寝たきり予防第3弾は「サルコペニア」(2018年4月16日)
手話動画
テキストデータ
今までみみサポ手話動画では、寝たきりになる恐れがある状態を取り上げてきました。ロコモ、低栄養、フレイル。今回は「サルコペニア」です。サルコペニアとは筋肉量が低下し、筋力の衰えや身体機能の低下が起こることを言います。
ロコモ、フレイル、サルコペニアの違いは?
ロコモとは筋肉の障害のほか骨、関節、神経の障害により日常生活に影響が出ることを言い、フレイルは筋力低下のほかに気力や認知機能の低下が含まれます。どちらも筋肉量の低下を意味するサルコペニアよりも広義に使われています。
どんな人がサルコペニア?
・握力が、男性26kg未満、女性18kg未満の人。例えば、ペットボトルのふたが開けづらいなど。
・歩行速度が秒速80cmの人。例えば、横断歩道を青信号の間に渡りきれないなど。
・ふくらはぎの一番太い部分が、両手の人差し指と親指で作った輪よりも細い人。
・片足立ちで靴下がはけない、片足で椅子から立てない、片足立ちで60秒キープできない人。
寝たきりを予防するにはどうする?
年齢を重ねると自然に筋肉量は落ちていきます。もともと痩せ型で筋肉量がない人や、メタボで食事制限だけのダイエットをして運動をしなかった人はサルコペニアになる恐れがあります。筋肉量の維持には、継続的な運動が欠かせません。
また、低栄養では必要な筋肉を作ることはできません。牛乳などの乳製品やお肉、お魚などをしっかり摂り、バランスの良い食事をしましょう。
元気な体づくりのポイントは、運動と栄養ですよ!