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手話動画:大人も罹る「子どもの三大夏風邪」(2018年6月25日)

手話動画

テキストデータ


 6月から8月くらいに流行する感染症に「ヘルパンギーナ」「手足口病」「咽頭結膜熱」があります。子どもがかかりやすく、「子どもの三大夏風邪」と言われていますが、大人にもうつります。特徴や注意点を確認し、感染対策しましょう。

ヘルパンギーナ
 38~40度の高熱と口腔内の水泡、咽頭炎があります。頭痛、腹痛、下痢嘔吐などがある場合もあります。
手足口病
 発熱は37~38度くらいで、発熱がない場合もあります。口腔内に水泡ができ、手や足、または全身に広がります。
咽頭結膜熱
 プールの水を介してうつることが多いので、「プール熱」とも呼ばれています。39度前後の発熱や咽頭炎のほか、結膜炎もあるため、目の充血、涙や目やにが多くなる、まぶしがるなどの症状があります。

 いずれも、まれに重症化し急性脳炎などになる場合があるので、何かおかしいと感じた場合はすぐに病院を受診しましょう。喉の痛みが強いため、喉ごしの良い物をできるだけ摂ると良いでしょう。もし食事が摂れない場合でも、水分は十分に摂るよう心がけてください。
 くしゃみや咳から感染したり、子どもが罹った場合はおむつ交換時に感染したりなどが多いので手洗いうがいは徹底しましょう。患者とタオルを共有しない、洗濯物は別にするなどの対処も必要です。大人がかかると子どもよりも重症化することが多いため、特に気をつけてくださいね。