手話動画:電気ケトルの事故を防ぐために~(2018年9月18日)
手話動画
テキストデータ
暑かった夏が過ぎ、朝晩はすっかり涼しくなりました。朝にちょっと温かい飲み物を…というとき便利なのが電気ケトルです。電気ケトルは、必要なときに必要な量だけ、短時間で手軽にお湯が沸かせるため、近年急速に普及しました。一方で、電気ケトルにより乳幼児がやけどを負うなどの事故が多発しています。電気ケトルを床に置いて使用していたら乳児がハイハイをして来て倒してしまいやけどを負った、テーブルの上に置いていた電気ケトルのコードに幼児が引っかかり電気ケトルが倒れてお湯をかぶったなどです。そのほか蒸気の噴き出しによる事故や、規定以上の水を入れるとお湯が噴き出しやすくなるための事故情報も寄せられています。
乳幼児は体表面積が小さく皮膚も薄いため、やけどを負った場合は重症化しやすいと言われています。最近メーカー各社が安全対策を強化し、蒸気が外に出ない製品や倒れてもお湯がこぼれない製品が販売されていますが、それ以外の製品の使用時には注意が必要です。
子どもは日々成長しているため、手の届く範囲がどんどん広がっていきます。自分の子どもの手の届く範囲をしっかり把握し、子どもの手の届かないところで使用しましょう。コードは、大丈夫と思っていても思わぬタイミングで引っかけてしまうことがあります。特に子どもの動きは予測不可能。使用コンセントの位置に注意し、使用中は子どもからなるべく目を離さないようにしましょう。