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手話動画:ハザードマップを活用しよう!(2018年10月1日)

手話動画

テキストデータ

 防災関連でよく聞く言葉に「ハザードマップ」があります。ハザードマップの「ハザード」とは「危険」、「マップ」は「地図」という意味で、自然災害による被害を予測し、危険な箇所を記した地図のことを言います。自然災害の種類ごとに洪水や土砂災害、地震、津波、火山などのハザードマップがあります。

 ハザードマップは、自然災害が起きる危険のある地域のほか、避難場所や避難経路の危険箇所などが確認できます。例えば洪水のハザードマップであれば、河川が氾濫した場合に予想される浸水範囲と深さが記されています。さらに土砂災害警戒危険区域、冠水しやすい道路、増水時に危険な水路などが表示されており、早い避難が必要か、避難時にどの道路を通ったら危険度が低いかなどの判断材料にできます。

 2000年に起きた有珠山噴火の際には、住民や観光客がハザードマップに従って避難した結果、人的被害を防ぐことができたそうです。
 災害が起きてから見るのはもちろんですが、災害が起きる前に、どこに避難したらいいか、安全な避難経路はどこかなど確認しながら見るのがおすすめです。それに加えてハザードマップを見ながら実際に歩いてみると、家から避難所までの普段歩かないような道での発見(高いブロック塀があって危険など)があるかもしれません。
 自分が住んでいる地域のハザードマップはお持ちですか? 持っていない方はハザードマップを入手するところからスタート! 市町村のHPで確認するか、役場で入手してください。