手話動画:降水確率80%の雨は強いか? 弱いか?(2018年10月22日)
手話動画
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天気予報を見るとき何を見ますか? 天気、気温、降水確率などでしょうか。降水確率といえば、70%とか80%などと数字が高いと強い雨が降りそうなイメージがありますね。ですが、降水確率は雨の強さを表すものではありません。降水確率とは、「1時間あたり1ミリ以上の雨が降る確率をいいます。つまり、雨が降るかどうかを表している数字です。1ミリ以上ですので、1ミリの弱い雨かもしれませんし、50ミリや100ミリなどの強い雨かもしれません。降水確率が低くてもゲリラ豪雨のように局地的に大雨になる場合もあります。注意しましょう。
雨の強さは「1時間あたりの雨量が○○ミリ」と表されます。何ミリ程度の雨がどのくらいの強さになるのかを紹介します。
1ミリ未満。小雨。
3ミリ未満。弱い雨でもかさが必要と感じる。
10~20ミリ。ザーザー降りのやや強い雨。地面からの跳ね返りで足元がぬれることがある。
20~30ミリ。土砂降りの強い雨。車に乗っているとワイパーを速くしても見づらい状態になる。
30~50ミリ。バケツをひっくり返したような強い雨。車に乗っているとワイパーを速くしても見づらい状態になる。
50~80ミリ。滝のように降る非常に激しい雨。傘は役に立たず、車の運転も危険。
80ミリ以上。猛烈な雨。水しぶきで周りが白っぽくなり、視界が悪い上体。大規模災害が起こる恐れもある。
地域によっては、20ミリを超えると注意報や警報が発令される場合があります。天気予報を見るときの参考にしてください。今日は雨のようですよ。大丈夫ですか?