手話動画：宮城県でヘルプマークの配布をしています（2019年2月4日）
手話動画
テキストデータ
電車が遅れているけれども文字情報がないため状況がつかめない、１人で出かけたけれど急に体調が悪くなったなど、助けを必要とするときに皆さんはどうしますか。聴覚障害は外見ではわからないので、周りの助けを求めづらい場合があります。特に災害発生など非常時には、音声情報が多くなり文字情報が少なくなるため困ることもあります。そんなときに、ヘルプマークが周りからの支援を得やすくしてくれるかもしれません。配布対象者は聴覚障害者をはじめ、外見からはわからない障害や困難さを抱えている義足、人工関節、内部障害、難病、妊娠中の方などです。障害者手帳の有無にかかわらず申請できます。
県保健福祉課や各保険福祉事務所、市町村福祉担当課、福祉関係の団体などで無料配布しています。
ヘルプマークを見て声をかけてくれた人に対して、自分の配慮してほしい点を説明できると良いですね。困って支援が欲しいときは、慌てていてうまく説明できないことが往々にしてあります。そんなときのために、ヘルプカードを事前に書いておくといいでしょう。特に、聴覚障害者で筆談が苦手な方には便利です。自治体ごとにヘルプカードの様式があるのでホームページで確認してみてください。
また、もしヘルプマークを身につけている方が困っている様子だったら、ぜひ手を差し伸べてください。「情けは人の為ならず めぐりめぐって己がため」と言いますからね！
