手話動画:みんな大好き! チョコレート(2019年2月12日)
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毎年バレンタインデーの時期になると、おいしそうなチョコレートが目に付きます。日本のチョコレート消費量のうち約20%がこの時期に消費されるそうです。日本では女性から男性にチョコレートを贈って告白する日になっていますが、「義理チョコ」「友チョコ」「逆チョコ」、最近では「強敵(とも)チョコ」なんていうのまであるそうですよ。甘くておいしいチョコレート。このチョコレートの起源は、約4000年前にさかのぼります。中米周辺で、カカオを水やお湯に溶かし、唐辛子などの香辛料を入れて飲んでいたんだとか。嗜好品としてはもちろん、飲むと暑さや寒さなどが和らぐとして薬用、強壮用として飲まれていたようです。
1500年代スペインに渡り、その後ヨーロッパ中に広がります。唐辛子より手に入りやすいコショウやシナモン、砂糖、牛乳を入れて飲まれるようになりました。産業革命で技術が進み、持ち運びやすくおいしく改良されたのは1800年代後半。見慣れたあの形になってからまだ100年ほどしか経っていないのですね。
日本人が初めてチョコレートを口にしたのは1617年頃、スペインに渡った支倉常長だったとか。日本に入ってきたと記録されているのは1797年江戸時代の長崎だそうです。
カカオポリフェノールが多く含まれているチョコレートは、血流をよくし、高血圧や冷え性、血栓を予防する効果があるんですよ。だからと言って食べすぎには注意してください! 毎日食べるなら適量は20gほどですからね。何だかチョコを食べたくなっちゃいますね。自分用にチョコレートを買おうかしら!