宮城県聴覚障害者情報センターは、聴覚障害に関連したさまざまなサービスを提供する総合的なセンターです。

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手話動画:あなたも挑戦してみよう! 盲ろう者通訳・介助員(2019年4月15日)

手話動画

テキストデータ

 世界的に有名なヘレン・ケラーのように、目と耳の両方が不自由な人のことを盲ろう者と言います。盲ろう者にはまず耳が見えなくなってから目が見えなくなった方や、逆に目が見えなくなってから耳が聞こえなくなった方、生まれつき盲ろうの方などがおり、聞こえ方や見え方も一人ひとり違うため、コミュニケーション方法が異なります。触手話、接近手話、指点字、拡大文字、手のひら書きなどがあり、複数のコミュニケーション方法を併用したり、使い分けたりしている方もいます。

 盲ろう者は3つの困難を抱えています。コミュニケーション、移動、情報取得です。
 例えば、話しかけられてもわからないので、支援を受けられれば安心します。
 移動する時も、一人で町なかを歩くのは難しいため、ガイドがあれば安全を確保できます。
 自分の周囲の状況を把握するのも難しいため、情報提供の支援も必要なのです。
 そこで盲ろう者の社会参加を支援するのが「盲ろう者通訳・介助員」です。
 盲ろう者に関する基礎知識や、通訳・介助に必要な基本技術を身につけて活動します。

 みみサポみやぎでは、盲ろう者通訳・介助員を養成しており、ただ今、今年度の養成講座受講生を募集しています! 手話や点字のできる方はもちろん、初心者の方も大歓迎です。全講座手話通訳つきのため、ろう者も受講できますよ。
 講座を受講した方は、盲ろう者通訳・介助員として宮城県に登録し、盲ろう者のニーズに合わせて派遣されます。
 私も以前講座を受講し、通訳・介助員として活動しています。女性の通訳・介助員が多いので、特に男性の受講があるとうれしいです! ぜひお待ちしています。