手話動画:カット野菜の栄養は?(2019年4月22日)
手話動画
テキストデータ
野菜不足になっていませんか? 最近、スーパーに行くといろいろな種類のカット野菜が並んでいますね。「袋からお皿へ直接出してサラダの出来上がり」「カット野菜とお肉で手軽に野菜炒め」など、野菜を切る手間が省けて調理できる便利なカット野菜。忙しい子育て世帯や共働き世帯はもちろん、消費量の少ない一人暮らしの方や高齢者の世帯には使い切りサイズのため、幅広く人気を集めています。しかし便利な反面、普通の野菜と比べて栄養価が低いのではないかという疑問もあります。カット野菜は工場で切った後に洗浄されるため、確かに栄養素が減少します。ですが、家庭で野菜を使うときも洗いますよね。工場で減る栄養と、家庭で洗って減る栄養はだいたい同じくらいになります。
カット野菜の栄養素が減少する一番の原因は、時間です。時間がたてばたつほど栄養素が減少するため、なるべく早く使い切りましょう。使い切れない場合はラップやジッパーつきポリ袋で、できるだけ空気に触れる部分が少なくなるように保存することがカギとなります。
また、野菜ですから野菜室に保存したくなりますが、温度が上がると変色が進むため、野菜室よりも温度の低い冷蔵室で保存するのが良いでしょう。
最近では、カップラーメンに入れるためのカット野菜まで販売されています。1日に必要な野菜は350g以上。調理が面倒だからとパンやラーメン、お弁当だけを食べるのではなく、カット野菜を上手に使って野菜のおかずをもう一品、プラスしてみようかな。