宮城県聴覚障害者情報センターは、聴覚障害に関連したさまざまなサービスを提供する総合的なセンターです。

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手話動画:避難はいつする? 警戒レベル(2019年8月26日)

手話動画

テキストデータ

 7月中旬に九州地方で大雨が降り、長崎県では警戒レベル5が発表され、先日の台風10号の時も警戒レベルが使われていました。昨年7月に起こった西日本豪雨では、河川の氾濫や土砂災害が相次ぎました。その時「避難勧告」や「避難指示(緊急)」の危険度の認知が低く、また防災情報が多様で難解だったために住民が活用できず、死者200名以上という甚大な被害が出たのです。そこで、逃げ遅れる人のないようにわかりやすい防災情報として、今年5月から伝え方が変わりました。

警戒レベル1:
心構えを高める。最新の気象情報などに留意しましょう。
警戒レベル2:
避難行動の確認。ハザードマップなどで自分の避難行動の確認をしておきましょう。
警戒レベル3:
避難するのに時間がかかる高齢者、障害者、乳幼児等は避難。危険性のある地域の方もこの段階で避難することが望ましく、それ以外の方もいつでも避難できるように準備しておきましょう。
警戒レベル4:
全員避難! 安全な場所へ。
警戒レベル5:
すでに被害が発生している状況。
警戒レベル4や5では、必ずしも指定緊急避難所へ行くのではなく、近隣の安全な場所へ避難する、建物内のより安全な部屋へ移動するなど、命を守るために最善の行動をとりましょう。

 警戒レベルは「発表がないから大丈夫」と安心できるわけではありません。大雨の時には自分で気象情報を集め、危機を感じた時には自主的に避難をしましょう。自分の命は自分で守ることを忘れずに!