手話動画：社会の厳しい目が力になる「ブラック企業大賞」(2019年11月25日）
手話動画
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ブラック企業という言葉が浸透し、今や知らない人はいないのではないでしょうか。では「ブラック企業大賞」はご存じですか。賃金や残業代の未払い問題がある、長時間労働や休日出勤が多い、パワハラやセクハラなどの問題がある、有給休暇が取得できない･･･。そんな労働環境の悪さが問題になったブラック企業が、毎年選出されて賞が贈られているんです。ブラック企業大賞は、ノミネートや賞を贈ることで問題の背景や原因に注目し、その実態や個別の事例を広く社会に伝えることによって、最終的には、ブラック企業による被害をなくし、誰もが安心して働ける環境を作ることを目標としています。
その年に問題があって話題になったり批判を集めたりした企業をノミネートし、ウェブ投票をした上で賞が決定します。大賞のほかに、「特別賞」や「市民投票賞」などあり、「ブラックバイト賞」や「あり得ないで賞」などの賞があった年もありました。昨年は「有給ちゃんと取らせま賞」なんていう賞もあったんですよ。
毎年授賞式が開催されていますが、受賞した企業はいずれも出席しないそうです。
昨年は、１２月上旬から投票が行われ、賞の発表は１２月２３日でした。今年もそろそろノミネート発表がされて、ウェブ投票が始まるでしょうか。
私たちの厳しい目が力になります。早くこのような賞を贈らなくてもいい社会になってほしいですね。注目です！
