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手話動画:かかりつけ薬剤師を活用しよう!(2020年4月20日)

手話動画

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 「かかりつけの医師」は聞いたことがあると思います。では「かかりつけ薬剤師」は聞いたことがありますか? 医者だけでなく薬剤師にもかかりつけになってもらえるんですよ。

 通常、薬は病院の近くの薬局で調剤してもらえます。そのため複数の病院に通院すると、その分関わる薬局や薬剤師も多くなります。処方薬のほか健康食品やサプリメント、市販薬なども利用していると、お薬手帳があって薬剤師はすべてを把握できず、飲み合わせが悪い場合があるかもしれません。そこで、かかりつけ薬剤師がまとめて把握し、薬の重複はないか、飲み合わせが悪くないか、薬が効いているか、副作用がないかなどを継続的に把握してくれます。薬のことを相談できるほか、どんな健康食品が良いかなど健康に関することを何でも相談できます。
 在宅で療養や介護を受けている方、高齢で外出が難しい方の場合は自宅に来てもらい、薬の説明や残薬の確認などもしてもらえますし、必要に応じて夜間や休日なども対応してもらえます。

 かかりつけ薬剤師指導料60円から100円程度の負担がかかります。どこの病院で出された処方箋でもかかりつけ薬剤師のいる薬局に持って行くのですから、行きやすい薬局の薬剤師がいいかもしれませんね。普段から行っている薬局で、かかりつけ薬剤師のことを相談してみてください。
 コミュニケーションがとりやすい薬剤師が良いですよねぇ。私の家の近くに手話のできる薬剤師がいる薬局があるんです。かかりつけのことをお願いしてみようかな。