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手話動画:特別定額給付金を申請しよう(2020年5月8日)

手話動画

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 国が実施する特別定額給付金は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う家計支援です。4月27日現在で、住民基本台帳に登録されている全員に、1人10万円が給付されます。5月1日から、特別定額給付金を申請するための通知の発送が始まりました。「役場の職員が配布した」というニュースを見た方もいるかもしれませんが、基本的に通知は郵送で届きます。また、市町村ごとに、発送日が違います。人口が多い市町村の場合は、5月中旬以降の発送になるかもしれません。「まだ届いていない!」という場合も、慌てないでください。もし、DV被害などの理由のため、現在地と住民票の住所が違う場合は、できる限り早く、現在地の市町村に申し出てください。

 通知が届いたら、受付開始日を確認し、3か月以内に申請します。申請書には、世帯全員の氏名と生年月日などの欄があります。給付金は、世帯の人数分の金額が、世帯主の口座にまとめて振り込まれます。3人世帯であれば30万円が振り込まれます。内容を確認して、世帯主の氏名、生年月日、住所や世帯主の口座番号などを記入し、押印します。申請の方法は「郵送」または「オンライン」の2通りです。
 郵送の場合は、本人確認書類のコピー、例えば運転免許証や身体障害者手帳など、記入した口座の通帳の、表紙の次のページのコピーを添えて、返送します。マイナンバーカードを持っている方は、オンライン申請もできますが、パソコンの場合は接続するカードリーダーが必要だったり、スマホの場合は、マイナポータルのアプリに対応した機種が必要など、条件があるようです。マイナンバーカードを持っていても、郵送申請も大丈夫です。

 この特別定額給付金について、詐欺被害も出ています。十分に気を付けましょう。詐欺内容は、「申請のお手伝いをします」などとかたり、ATMの操作を指示されたり、手数料を振り込むよう言われたり、役所の職員を装って訪問してきて、口座の暗証番号を聞き出したり、キャッシュカードを預かろうとしたりなど、日々変化しています。少しでも「怪しいな?」と思ったら、市町村窓口や警察署、信頼できる人に相談しましょう。