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手話動画:受動喫煙ゼロを目指して マナーからルールへ(2020年5月25日)

手話動画

テキストデータ

 喫煙者がそばにいることでたばこの煙を吸ってしまうことを受動喫煙と言います。たばこは、喫煙者が吸っている煙だけでなく、たばこから立ちのぼる煙や喫煙者が吐き出す煙にも有害物質が含まれているため、たばこを吸わない方も受動喫煙により健康被害が出ることがわかっています。受動喫煙により引き起こされる病気は、脳卒中、虚血性心疾患、肺がん、乳幼児突然死症候群、喘息などで、受動喫煙委関連している可能性があるとされているものに、乳がんや低出生体重、胎児発育遅延などがあります。

 望まない受動喫煙をなくすために、今年の4月1日から「健康増進法の一部を改正する法律」が施行されています。
 それにより、学校や病院では建物内だけでなく敷地内のすべてが禁煙になりました。さまざまな施設やお店では屋内が原則禁煙です。屋外に喫煙場所がある場合でも、入口や窓、人通りの多い場所へ煙が流れ込まないように配慮する必要があります。また屋内や喫煙専門室がある場合は、出入り口の見やすい場所に標識の掲示がしてあります。屋内外の全ての喫煙エリアには、20歳未満のお客はもちろん従業員も入ることはできません。

 たばこの煙についてはマナーが叫ばれていましたが、法律の改正によりマナーからルールへと変わりました。
 5月31日は世界禁煙デー。これを機会に、喫煙者の方々は禁煙を試みてみては? 禁煙が難しいならたばこの吸い方を意識しましょう。