手話動画:コグニサイズで認知症予防!(2020年9月14日)
手話動画
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長寿大国日本。高齢化が進み、認知症の人は今後さらに増えることが予想されています。認知症にならずに老後を過ごしたいと、誰もが思うことではないでしょうか。そこで国立長寿医療研究センターは、高齢期に認知機能の低下を抑制する運動を開発しました。その名も「コグニサイズ」です。
コグニサイズとは、計算やしりとりなどの認知課題と運動を組み合わせた取り組みのことを言います。運動の種類によってコグニステップ、コグニダンス、コグニウォーキングなど類語がありますが、これらを含んだ総称がコグニサイズです。
運動は、軽く息が弾み脈拍が上がるぐらいの全身を使った運動をします。同時に計算やしりとりなどの認知課題をしますが、計算や運動を少し間違えるぐらいの難易度のものに取り組みます。
コグニサイズの目的は、課題を全部うまくやることではなく、運動で体の健康を促し、脳を活発にする機会を増やすことです。課題がうまくできるということは、脳への負担が少ないということですので、課題に慣れ始めたら内容を変えていきます。創意工夫をこらして何をやったらいいか考えることも大切です。誰かと一緒にやって間違ったら笑って、試行錯誤しながら楽しんで行えたらいいですね。さらに食生活や睡眠など普段から健康的な生活を心掛けることが大切だそうですよ。
国立長寿医療研究センターのホームページに注意点や運動例などが載っています。参考にしてみてください。