手話動画:石油ストーブの火災が多くなる季節です(2020年12月7日)
手話動画
テキストデータ
寒くなってきて、エアコンと石油ストーブを併用しているご家庭も多いのではないでしょうか。この季節、「気をつけて!」と呼びかけても多く発生するのが石油ストーブによる火災。10月から増え始めて1月にピークを迎えるそうです。石油ストーブ火災の多くは、使い方が原因で発生しています。給油時に灯油がこぼれて火災になった、間違えて給油したガソリンに引火した、洗濯物などの可燃物が接触して発火した、などなど。
寒い時期は毎日使うストーブ、「ついうっかり」「いつもの習慣で」間違った使い方をしていませんか? 石油ストーブによる火災は死亡や重症につながることが多いため、今一度使い方を確認しましょう。
① 給油する前に必ず消火。給油後はキャップがしっかり閉まっていることを確認する。
② 灯油とガソリンは別の場所に保管する。
③ 周囲に洗濯物や布団などの可燃物は置かない。
④ 就寝前に必ず消火し、完全に消えたことを確認する。
ストーブにPSCマークはついていますか? このマークは、消費者に危害を及ぼすおそれが多い製品の安全性を示しているものです。石油ストーブのほか圧力鍋や乳幼児用ベッド、ライターなどについています。
このマークがついている石油ストーブは、給油缶を引き抜くと自動で消火する、給油口のキャップが閉まっていることの確認がしやすいなど安心して使うことができます。ついていない場合はより気をつけて使用し、買い換えるときはついているものを検討するといいですね。