宮城県聴覚障害者情報センターは、聴覚障害に関連したさまざまなサービスを提供する総合的なセンターです。

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手話動画:備えておこう! 緊急・災害用お願いカード (2021年4月19日)

手話動画

テキストデータ

 これは「緊急・災害用お願いカード」です。災害のように緊急事態が起こった時、私たちはすぐ確実に情報やサポートを得る必要があります。例えば大きな地震が起こった時など、どんな状況かわからず困って誰かに聞きたい時にカードをサッと取り出します。カードを指出して「私は耳が聞こえません」「何が起こりましたか?」「文字で話してください」などと伝えることができます。このように必要な情報を短時間で得ることができれば自分の命を守れます。
 これは、宮城県聴覚障害者情報センターが、宮城県聴覚障害者協会やみやぎ・せんだい中途失聴難聴者協会と協力しながら、作成検討委員会を立ち上げて話し合いを重ね、ようやく完成しました。
 最初配布する時はカードになっていません。まずは、用紙の上の部分を切り離します。これを折ることでカードになります。次に、カードの空欄に自分の名前、生年月日などを記入してください。そして普段身につけるもの、例えばスマホケースや財布に入れておくといいでしょう。
 もしやぶれたり予備のカードも必要ということで新しいカードがほしい場合は送ります。また、宮城県内の各保健福祉事務所、市区町村の福祉担当課の窓口でも配布しています。
 災害が起きた時は自分の命を守るための方法は複数あったほうが良いのです。今回作ったカードもそうです。スマホを持っていない、スマホのバッテリーがなくなった時にこのカードがあると便利です。災害時うまく使うために、日常生活で練習と思って使ってみてください。例えば駅の窓口で使ってみるなどして経験を積み重ねることで、いざという時にスムーズに使うことができます。自分に合った使い方を見つけてくださいね。
 よろしくお願いします。