手話動画：「人生会議」でいっぱい話そう！ （2021年5月17日）
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「終活」という言葉が流行ったのは10年程前でした。どのようなお葬式がいいか、誰に連絡してほしいか、お墓は…、遺品は…、など自分が亡くなった時のことを前もって決めておくという取り組みです。そこに、どのような最後を迎えたいか、ということも加えましょう。おすすめは「人生会議」です。人生会議は、家族や周囲の信頼できる人と一緒に、最後はどこでどのように迎えたいかをよく話し合っておこう！という取り組みです。そんなこと考えると気分が暗くなるし、自分はまだまだ大丈夫！と思っていませんか。人は誰でも、いつ命に係わる大きな病気やケガをするかわかりません。命の危険が迫った時に、医療ケアについて自分で決められない、あるいは自分の希望を人に伝えられない状態になる人が約70%だそうです。自分の最後を決めるのは自分ではなく、周囲の誰かなのです。そんな時、その人が自分の希望をよく理解していてくれたら安心です。そのために人生会議でたくさん話してほしいのです。
いきなり「どんな死に方がいいか？」なんて聞かれても答えられないですよね。「好きなことや趣味は？」「最後に食べたいものは？」まずはそんなことから始めてみませんか。
今すぐにどうしたいかを決めなくてもいいですし、決めた後で変えてもいいのです。エンディングノートに書き込んだら終わりではなく、繰り返し話をしましょう。したいことなど大切なことがはっきりしてくると、最後をおどのように迎えたいかが見えてくるかもしれません。
