手話動画:避難情報がさらにわかりやすく! (2021年6月7日)
手話動画
テキストデータ
風水害の避難情報に関する用語は、今までたびたび変わってきました。情報がわかりにくいために避難が遅れた、ということのないよう変更されてきましたが、逃げ遅れによる被害は後を絶ちません。そのためさらにわかりやすくなるよう改正され、5月20日から導入されました。警戒レベル3の「避難準備・高齢者等避難開始」が「高齢者等避難」という言い方に変わりました。避難に時間がかかる高齢者や障害者等は、この段階で避難をしましょう。
警戒レベル4の「避難勧告」と「避難指示」は、違いがわかりづらかったため避難の遅れにつながっていました。今回「避難指示」に一本化されます。これが発令された場合はすぐさま避難!
警戒レベル5の「災害発生情報」は、「緊急安全確保」に変更されました。避難は警戒レベル4までに終わらせているのが原則ですが、この段階でもしまだ避難していない人がいれば、至急自分の身が少しでも守れるよう安全確保に努めてください。
最近はお天気情報の精度が高くなり、正確な大雨情報が事前にわかるようになってきています。ですが、私たちがそれらの情報を見逃したり、「まだ大丈夫!」などと過信したりすると、せっかくの避難情報を生かすことができません。最新の情報を正しく把握し、自分の命を守るためにどうしたらいいかを考えてください。場合によっては、避難指示が出る前でも避難した方が良いかも・・・など、早めの行動を心がけましょう。