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手話動画:これだけは知っておきたい、塗り薬の注意点(2021年7月5日)

手話動画

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 病院で処方された塗り薬は、当然その患部の症状に合わせて処方されます。ですが、似たような症状なら患部以外の場所に使ってもいいんじゃないかと思いがち。それが思わぬ結果を引き起こすかもしれません。

 処方された塗り薬は見た目が似ていても、保湿を目的にしているもの、最近やカビなどを殺すもの、けがの治りを早くしてくれるもの、炎症を抑えるものなど目的が多岐にわたっていますし、薬効の強さもさまざまです。
 「土の症状の時に、どのくらい塗る」のか必ず指示があります。診察を受けたときの症状や患部以外に使うと、場合によっては悪化したり、思わぬ副作用が出てしまうことも…。余っているからと言って「以前と同じような症状だから、こっちにも使ってみよう」と別の幹部にぬるい、「自分と同じ症状だからこの薬使ってみるといいよ」と気軽に人にあげるなど、絶対にしないでください。
 患部をきれいにし、手指や爪をきれいに洗ってから薬を塗布します。たっぷり塗ったほうがよく効きそうですが、塗る回数や、「薄く軽く塗る」「刷り込むように塗る」などの指示はしっかり守りましょう。

 市販の塗り薬は簡単に手に入り気軽に使用できます。しかし、やはり薬ですので説明書をしっかり読み、用法・用量を守りましょう。「一日数回塗布」など指示がわかりにくい場合は薬局の薬剤師さんに相談してください。1週間ほど使用しても回復しない場合はきちんと皮膚科を受診しましょう。