手話動画:紙幣や硬貨が新しくなるのは何のため? (2021年10月11日)
手話動画
テキストデータ
2021年大河ドラマの主人公は渋沢栄一ですね。渋沢栄一は、2024年に新しく発行される1万円札に描かれることが決まっています。それに先駆けて、今年11月には新しい500円硬貨が発行される予定です。硬貨や紙幣を新しくするのは、偽造防止対策を強化するためです。刷新する時の最先端技術が取り入れられます。
今度の新しい500円硬貨は、大きさやデザインなどに大きな変更はありませんが、3種類の金属を使った2色3層構造になっており、側面の溝は幅や形を一部分だけ変えるなど、より複雑な仕様になっているそうです。硬貨を傾けると、裏面の「500」という数字の中に「500YEN」「JAPAN」という文字が現れるそうですよ。
現在の500円硬貨は50億枚流通しているので、発行以降、少しずつ入れ替わっていきます。
新しい紙幣も、見る角度を変えると立体画像が回転しているように見えるホログラムや、今までよりも繊細で再現しにくいすかしの模様など、最新の技術を取り入れて発行されます。
2024年というとまだまだ先のように感じられますが、紙幣の印刷を開始するまでに2年半もかかるんだとか・・・。それだけ難しい技術を取り入れているということでしょうね。自動販売機やATMなどの機器が新しいお金に対応できるよう準備するにも時間がかかります。キャッシュレス化が進んでも、現金が安心して使えるのは嬉しいですね。
さいふなど、皆さんおしゃれでかっこいいものを持っていていいですね。