宮城県聴覚障害者情報センターは、聴覚障害に関連したさまざまなサービスを提供する総合的なセンターです。

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手話動画:無許可の回収業者のなぞ(2022年4月18日)

手話動画

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 「低料金で不用品の回収をします」などのチラシが郵便受けに入っていたことはありませんか。聞こえないので気づかないことも多いですが、不要になった家電を回収すると喧伝しながらトラックが街を走り回っていることもあるようです。そんな業者のほとんどが無許可だそうですよ。そのような業者に回収を依頼したらどうなるのでしょうか。

 「産業廃棄物収集運搬業」や「古物商」の許可取得を掲げて、家庭から出る不用品を回収する業者がいます。しかし、家庭の不用品回収に必要な許可は「一般廃棄物収集運搬業」です。無許可、つまりは違法な業者ということになります。そのような業者に不用品を引き渡すと、不法投棄をしたり、不適正な処理によりフロンガスの発生や有害物質のたれ流しをさせたりします。回収を依頼していない物まで持って行かれたり、高額な処理料金を請求されたりする事例も発生しているんですよ。

 粗大ごみや廃家電は、お住まいの市町村の粗大ごみ処理のルールに法って処分しましょう。家電リサイクル法に該当するテレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、買い換える場合新しい物を購入したお店が、処分だけの場合その家電を購入したお店が回収します。リサイクル料金や運搬料金等がかかります。購入したお店がわからない場合は役所に問い合わせてください。
 まだ使えるものはリサイクルショップに持って行くのも一つの方法です。
 もし、回収業者関連のトラブルに巻き込まれたら、消費生活センターへ相談しましょう。