手話動画:爪で健康状態を見てみよう!(2022年5月16日)
手話動画
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テキストデータ
爪が何からできているか知っていますか。爪は皮膚の一部で、皮膚と同じ成分でできています。指の先に骨はありませんが、固い爪があることで物をつかんだり歩いたりできます。爪の形や色には、栄養不足や体調不良のサインが出やすいんです。爪をじっくり見て、健康状態をチェックしてみましょう。
縦線がある
主な原因は加齢で、病気の可能性は低いのですが、まれに過度のストレス、睡眠不足、過労などで現れることがあります。
横線がある
過去の体調不良やストレス、糖尿病の悪化などによる栄養不足でつきます。爪は一日約0.1mm伸びるため、根本から3mmの所に横線があったら、約1か月前に何らかの不調があったということです。
爪が割れる・二枚爪
栄養不足や加齢、ストレスなどが原因の場合もありますが、たいていは乾燥が原因です。除光液の多用や水仕事などで乾燥しやすくなります。爪を切るのは風呂上りなどの爪が柔らかくなっている時に行い、適宜クリームを塗って保湿しましょう。
反っている、スプーン爪
多くは、鉄分欠乏性貧血が原因です。
色が違う
白いと肝疾患や栄養不足による貧血、紫色だと血行障害など、通常と色が違うのは何らかの原因がある場合があります。
爪の根元にある白い爪半月がたくさん見えるか見えないかは、生まれつき決まっていることが多いため、健康状態には関係ありません。
爪の異変は、全く気にしなくていいものもありますが、気になるような時には医師に相談してみましょう。
私の爪には縦線が…!加齢ですね。