手話動画：助け合いの新しい形「May ii」（2022年5月23日）
手話動画
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テキストデータ
宮城県で「手話言語条例」が施行されてから1年が過ぎました。宮城県知事会見や仙台市長会見に手話通訳がつくようになったのもその一環で、社会にも手話に対する理解が少しずつ広がってきているように感じます。同時に施行された「障害を理由とする差別を解消し障害のある人もない人も共生する社会づくり条例」のほうも、共生社会の実現に向けた取り組みが始まっています。「May ii(メイアイ)」です。
May iiは無料のアプリで、助けを求める人と助ける人をマッチングします。
街中で助けてほしい時、アプリに表示される困り事を選択すると、半径５００ｍ以内にいるアプリ利用者に通知されます。通知を受け取った人が手助けを承知すると、位置情報サービスなどを使って合流し手助けしてもらえる仕組みです。
「階段で荷物が重くて運べない」「案内板を見ても方向がわからない」「慣れない土地で乗り換えがわからない」「ちょっと買い物を手伝ってほしい」「おすすめの飲食店を教えて」などなど、いろいろな困り事に対応してもらえます。
宮城県では、「May ii」の普及啓発に取り組んでおり、今後も実際にこのアプリを使った体験交流会の開催や市内イベントでの活用を予定しています。
道や電車で困った時に助けをお願いするのは勇気がいります。そんな時May iiを通せば気軽に助けを求めることができます。
また、私たち聴覚障害者も人を助けることができます。手助けをして「ありがとう」と言ってもらえるのは気持ちいいことです。アプリをインストールして、助け合いの新しい形を体験してみませんか。
【may iiサイト】 https://mayii.jp/
【宮城県サイト】 https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/syoufuku/sabetukaisyou.html
